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番外編 〈お祖父様のビョーキ〉

※登場人物のキャラが、本編と変わったように感じるのは… おそらく、気のせいです。(;^ω^)※本編で、柊が夏目老人に自宅に連れ込まれたのは、同じ週の土曜日です。「柊ちゃん…」 ピンクの首輪をして、柊の胸にすり寄ってくる子猫のような灯里に、彼の分身が再びドクリと反応した。とあるデザイナーズホテルの一室、柊と灯里は飽くことなく互いを求め続けていた。「灯里、キミはほんとに…」「んっ」 激しい口づけを受けて、灯里の... <span style="color:#66CC33">※登場人物のキャラが、本編と変わったように感じるのは…<br /> おそらく、気のせいです。(;^ω^)<br />※本編で、柊が夏目老人に自宅に連れ込まれたのは、同じ週の土曜日です。</span><br /><br /><br /><br /><span style="font-size:large;">「柊ちゃん…」<br /> ピンクの首輪をして、柊の胸にすり寄ってくる子猫のような灯里に、彼の分身が再びドクリと反応した。とあるデザイナーズホテルの一室、柊と灯里は飽くことなく互いを求め続けていた。<br />「灯里、キミはほんとに…」<br />「んっ」<br /> 激しい口づけを受けて、灯里の中でも炎が燃え上がる。<br />「こんな風に、また灯里とずっと一日中一緒に過ごせるなんて…」<br /> ふ、と小悪魔のような笑みを見せた灯里が、思い出したように言った。<br />「きっと、お祖父様のお蔭ね。ほんとに悪いお祖父様」<br />「僕にはキミの方が悪く見えるよ。そう、灯里は僕のとてもいけない小悪魔だ」<br /><br /> いまから、遡ること約1か月前…。<br /><br /><br /><br />✵ ✵ ✵<br /><br />「お母さん、おはよう」<br />「あら、灯里。夕べは遅かったみたいね」<br /> 日曜の朝、キッチンでエプロン姿の母が、優しい笑顔で振り向いた。<br /><br /> そう。<br /> 金曜の夜、灯里は世界的に有名なアーティストJ.Oとともに来日したシンジとカオルが滞在するホテルの部屋で夜通し尽きない話をした後、結局そのまま泊めてもらい翌日のリハーサルを観て、さらには夜の公演を存分に堪能した。<br />その後どうしてもシンジとカオルに、花束とふたりが大好きな日本のお菓子を差し入れしたくて、ホテルの前で待っていたのだ。<br /> そのせいで土曜の夜は帰りが遅くなり、しかも前日の金曜日は夏目家で暮らしはじめてから、初めての外泊。もう大人だから大丈夫だとは思うけれど、お祖父様の反応が灯里は気になる。<br /> そのお祖父様は、いつもならもうとっくに起きてリビングで新聞を読んでいる時間なのに、まだ姿を見ていないのだ。<br />「ねえ、お母さん。お祖父様は?」<br /> そう訊ねた灯里に、何故か小さな土鍋を出しながら織江が答えた。<br />「それがね、なんだか今日は体調が優れないらしいのよ」<br />「え…。だってこの間の人間ドッグで、どこも引っかからなかったんでしょう?」<br /> 今年79歳になる夏目老人は身体も頭脳も少しも衰えを感じさせず、口は悪いけれど腕は抜群の主治医曰く、「殺しても死なないくらいお元気です」とのことだったのだ。<br />「風邪かしら?」<br />「熱はないみたいよ」<br /> そう答えながら、織江は土鍋に米を入れている。<br />「お母さん、それ、お粥?」<br />「うん、そう」<br />「ね、あたしにつくらせて。お祖父様のお粥でしょ?」<br /><br /><br />✵ ✵ ✵<br /><br /> 出来立てのお粥をお盆に乗せて、灯里は夏目老人の寝室の扉をノックした。<br />「お祖父様、灯里です」<br />「ああ、お入り」<br /> すぐに中から声がして、どうやら起きてはいるらしい。<br /> 灯里は行平土鍋やお茶碗、梅干しの皿などを落とさないように気をつけながら、扉を開けた。<br /><br />「ほう、お粥か」<br /> 灯里の姿を認めて、夏目老人がベッドから身を起そうとする。<br /> 灯里は急いでお盆をサイドテーブルに置くと、夏目老人を助け起こした。それからベッドに座っているのが楽なように、背中に羽根枕をふたつ当てがった。<br />「ああ、ありがとう、灯里」<br /> そう言ったお祖父様の顔色は心配したほど悪くない、と灯里はほっとした。<br />「食欲はありますか?」<br />「そのお粥、灯里がつくってくれたのか?」<br />「はい」<br /> 夏目老人は嬉しそうに相好を崩すと言った。<br />「それを訊いただけで、元気が出てきたよ」<br />「よかった」<br /> 灯里は早速、行平からお茶碗にお粥をよそうとレンゲで掬って、お祖父様の前に差し出した。<br />「お祖父様、はい、あ~ん」<br /> 素直に口をあんと開けるお祖父様が、可愛らしい。<br /> 夏目老人はお粥も、添えた野菜の煮びたしも、梅干しもきれいに平らげてくれた。<br />「よかった。食べられるなら、少し安心」<br /> 灯里は心底そう言って、お祖父様に微笑みかけた。<br />「うん、おいしかったよ。ありがとう」<br />「じゃ、もう少し休んでいてね。またお昼を持ってきますから」<br /> やはり素直に頷くお祖父様を、またベッドに寝かしつけて灯里はお盆を下げた。<br /><br /> リビングに戻ると、織江が声を掛ける。<br />「どうだった?」<br />「うん、全部食べられたから、大丈夫だと思う。顔色も悪くなかったし」<br />「そう、ありがとう。でもお父さんも、なんだかんだ言っても年なのね。いつも元気で憎たらしいことばかり言うから、つい油断してたけど、これからはもっと労わらないと」<br />「そうね」<br /> そう答えて、灯里は行平や食器を洗いにキッチンへ向かった。<br /> <br /> それから1時間ほどして、リビングの内線電話が鳴った。<br />「なに?お祖父様」<br /> 灯里が受話器を取ると、部屋へ来てくれと言う。<br />「お母さん、お祖父様が呼んでる」<br />「そう、具合が悪いわけじゃないわよね?」<br />「うん、体調は大丈夫だって。でも、なにかお話があるみたいだから、行ってくるね」<br /> わかった、と頷く母をリビングに残して、灯里は祖父の部屋へ再び向かった。<br /><br />「ああ、灯里。悪いね、何度も」<br /> 灯里が部屋に入ると、夏目老人はベッドの上で半身を起し、さっきのように座っていた。<br />「お話ってなあに?お祖父様」<br />「うん」<br /> 夏目老人は、めずらしくちょっと考え込む仕草で、なにか迷っている様子を見せた。<br /> 灯里が催促することなく待っていると、やがてゆっくりと口を開いた。<br />「灯里。やはり、私も年だな。こんな風に体調を崩すと、気まで弱くなる」<br /> めずらしく弱気な言葉に、灯里は思わず夏目老人の乾いた手に両手を添えていた。<br />「そんなこと言わないで。お祖父様は、まだまだお若いわ」<br /> 優しい孫娘に、老人はふ、と微笑んでから言葉を続ける。<br />「お前は、本当に優しい娘だ。美江にそっくりだよ。だからお祖父様は、そんなお前に我儘を言うが、訊いてくれるか?」<br /> なに?という風に、灯里が小首を傾げる。<br />「私は死ぬ前に、お前の花嫁姿を見たい」<br />「死ぬだなんて…お祖父様、そんなこと言っちゃダメ」<br /> 灯里は慌てて、祖父の縁起でもない言葉を否定する。そんな孫娘を愛おしそうに見て、夏目老人はなおも言った。<br />「昨日、美江が夢に出てきてね」<br />「…お祖母様が?」<br />「うん。灯里、人はやはり皆、いつかは死ぬんだ」<br /> 会うことが叶わなかったお祖母様と、母代りとも言えたリツの死を思って灯里は言葉に詰まる。<br />「だから、灯里。私が選んだ男と、お見合いをしてくれないか?」<br /> 突然の祖父の申し出に、灯里は驚いた。<br /><br /> お見合い…。<br /> それは知らない男の人と結婚するかもしれないということ。<br /> 柊ちゃんじゃない、男の人と。<br /> それは…。<br /><br /> 明らかに戸惑っている様子の灯里の手を、今度は逆に握って、夏目老人は言った。<br />「お前は、いまつきあっている人はいないと言っていたね?」<br /><br /> そうだ、確かにお祖父様に聞かれたとき、自分はそう言った。<br /> だってあたしは卑怯なことに、あの日、何も言わずに<br /> また柊ちゃんの前から姿を消してしまったから。<br /> でも、柊ちゃんのことは1日だって忘れたことはない。<br /> いまだって、逢いたくて逢いたくてたまらない。<br /> もう少し勇気が出れば、なにかキッカケがあれば、<br /> あたしはきっと柊ちゃんの胸にすぐにでも飛び込むだろう。<br /><br />「つき合っている人は…いないけど」<br />「それなら」<br /> 夏目老人が身を乗り出して、灯里の顔を覗き込んだ。<br />「お祖父様の最後の願いだと思って。いや、それではお前の負担になるね。そうだ、取りあえず会うだけでいいから。会ってみて、嫌なら断っていいんだよ。な?灯里」<br /> そうまで言われて、嫌と言える灯里ではなかった。<br /><br /><br />✵ ✵ ✵<br /><br />「もう、お父さんたら、何でも独りで勝手に決めるんだから」<br /> 灯里の話を訊いて、織江が呆れながらも諦めたように言った。<br />「それで、あなたはホントにいいの?灯里」<br /> そう母に訊かれて、灯里は力なく答える。<br />「だって、しょうがないじゃない。いつも元気なお祖父様が、あんな弱弱しい感じで最後の願い、なんて言うんだもの。それに会ってみて、嫌なら断ってもいいと言うから」<br />「それにしても、今日の午後、もう呼んであるなんて。お膳立てしすぎだわよ」<br /> その件に関しては灯里も驚いたし、呆れたように言う母と同意見だった。<br />「どんな人かしら?」<br />「お母さんも、全然心当たりないの?」<br />「…そうね、まったく。ごめんね、灯里」<br /> 灯里は不安な表情を浮かべて、困ったような顔の母と顔を見合わせた。<br /><br /> 夏目老人が会わせたいという人が来る午後3時少し前に、灯里たちは祖父専用のリビングに揃って座っていた。<br /> お昼の鍋焼きうどんをすべて平らげた夏目老人は、それから朝とは見違えるように元気な様子で三つ揃えに着替え寛いでいる。<br /> 非公式とはいえお見合いみたいなものだと訊かされて、織江も灯里もそれぞれちょっとフォーマルな装いに着替えた。<br /> そして3時5分前、夏目家のリビングにインターホンの音が鳴り響いた。<br /><br /><br />「はい。あら、あなた…」<br /> インターホンで来客の顔を確認した織江は、思わずそう言った。<br /> それから緊張している様子の灯里と、にやにや笑っている父親の顔を振り返って確認した。<br />「なるほどね、そう言うこと」<br /> 織江は誰に言うでもなくそう呟くと、玄関へ向かった。<br /><br /> リビングに入って来た人物の姿を認めて、灯里は絶句した。<br /> 眼を見開き、口をパクパクさせながらお祖父様を見ると、人の悪そうな笑顔が返って来た。<br /><br /> く、くそう。ヤられた、ハメられた。<br /> じゃなくて。<br /> やられた、計られた。<br /><br /> 心の中で祖父を呪いながら、灯里はスーツ姿で所在無げに立っている柊を見た。<br />「灯里…」<br />「おや、なんだ。知り合いだったのか?」<br /> <br /> お祖父様ったら、白々しい。<br /> 絶対、知っててワザとよねっ。<br /> お祖父様ならもうとっくに、柊ちゃんの身辺調査や<br /> 私たちの関係くらい調べ上げているわよね?<br /> え?で、でも、どこまで知ってるの?<br /> ま、まさか、柊ちゃんとしたあんなこととか、ああしたこととか…<br /> 大丈夫、狼狽えてはダメよ、灯里。そこまで知ってるわけないし、たぶん。<br /> 嗚呼、それにしてもなんて食えないジジイ、じゃなくてお祖父様。<br /><br />「お祖父様っ!」<br />「なんだね、灯里?」<br /> …。<br />「あ、あのう。灯里、久しぶり…」<br /> <br /> もうっ、柊ちゃんたら、なに呑気な挨拶してるのよっ。<br /> どうしてこんな好々爺、じゃなかった食えないお祖父様と知り合いなのよ。<br /> いったい、いつから…?<br /><br />「灯里。この野々村柊君は、お前の幼なじみは、昨日、飛んで火にいる夏の虫よろしく私の弟子になったんだ」<br /><br /> な、なんで~っ!! しかもいまは秋~!<br /><br />「ふたりは、運命だよ」<br />「え?お祖父様、いまなんて?」<br />「だから、私と野々村君は出会うべくして出会った運命の相手だ」<br /><br /> そ、そっちかよ…。<br /><br />「…あ、灯里。元気だった?」<br /> 戸惑いながらもそう訊ねてくる、久しぶりに見る柊の賢そうな優しい顔に灯里は惹きつけられる。<br />「柊ちゃん…」<br />「ずっと、信じていた。いつかまた、必ず逢えるって」<br /> 柊が、灯里の両手をそっととる。その温かな感触に、灯里の心の奥が溶ける。<br />「いまでも…?」<br /> 震える唇から零れた声もまた、微かに震えていた。そんな灯里を、柊はさらに愛おしそうに見つめる。<br /><br />「なんだ、そういうことか。じゃあ、わざわざ仮病を使って、お見合いさせることはなかったという訳か」<br /><br /> け、仮病…だとぉ?こ、このぉ、糞ジジイ。<br /> もう、言い直さないわっ!オイタが過ぎるっ!!<br /> 人が悪いところは、もうほとんどビョーキだわっ。。。<br /><br /> 灯里が目を剥いて、夏目老人を見る。<br />「お、お祖父様っ!」<br /> 織江が大笑いする声が、夏目家のリビングに響いた。<br /><br /><br />✵ ✵ ✵<br /><br />「え?で、なんで、いきなりパーティー?」<br /> 驚く灯里と柊に、夏目老人は涼しい顔でしれっと言った。<br />「ふたりの気持ちが、もうそういうことなら、善は急げだ。今日のパーティーにはまず野々村君だけを連れて行くつもりだったが、ちょうどいい機会だ。灯里も一緒に来なさい。私の孫娘とその婚約者と言うことで紹介しておく」<br />「え、そ、それは…」<br /> 狼狽える柊をじろりと見て、夏目老人が訊く。<br />「婚約者と紹介されて、何か後ろ暗いことがあるなら、いまのうちに正直に言いなさい。包み隠さず、ほれほれ」<br />「い、いえ。なにもっ、まったく、全然ありません」<br />「ふぉふぉふぉ。それなら結構。今日のパーティーには、この国の政治経済を実質的に動かしている人間たちが集まる。その人物たちを、よ~く脳裏に焼きつけておきなさい、ふたりとも」<br /> 柊がごくりと唾を飲んだので、灯里はその背中にそっと手を添えた。<br /> 大丈夫、という風に柊が灯里を見やる。<br /> そんなふたりの姿を眼を細めて見ながら、夏目老人はつけ加えた。<br />「ああ、そうだ、灯里。このパーティーのメンバーには、仁科も入りたがっていたが、まあこの先入れることはないだろう」<br />「お、お祖父様、待って」<br /> 慌てた孫娘を、夏目老人はこれ以上ないくらい優しい眼で見つめて言った。<br />「もともと仁科は私利私欲が強すぎる。それにどう贔屓目に見ても小者で、メンバーの器ではないんだよ。あんなことがあったからではないよ、だから心配はいらない」<br /><br /> 仁科…仁科?<br /> もしかして…。<br /><br /> 柊は、不思議なオーラと比類ない存在感を持っている老人を改めて見つめ直した。<br /></span><br /><a href="http://www.alphapolis.co.jp/cont_access2.php?citi_cont_id=315029478" target="_blank"><img src="http://www.alphapolis.co.jp/cont_access.php?citi_cont_id=315029478&size=88" width="88" height="31" border="0"></a><br /><a href="http://novel.blogmura.com/"><img src="http://novel.blogmura.com/img/originalimg/0000040770.jpg" width="142" height="47" border="0" alt="にほんブログ村 小説ブログへ" /></a><br /><a href="http://novel.blogmura.com/">にほんブログ村</a><br />
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番外編 〈週末デート〉

シリアスな本編に比べて、番外編がちょっぴりコメディちっくに感じるのは…たぶん、気のせいです。(;^ω^) 秋晴れの土曜日の午後、今週も灯里の家へ向かう柊の足は重かった。 「こんなはずじゃあ、なかったのに…」 今朝から何度目かのため息をまた一つつき、柊は覚悟したように灯里の住まいがあるビルの前に立った。 約束の午後3時少し前、几帳面な柊らしく時間に遅れることなく、インターホンを押す。「柊ちゃん?」 すぐに灯... <span style="color:#66CC33">シリアスな本編に比べて、番外編がちょっぴりコメディちっくに感じるのは…<br />たぶん、気のせいです。(;^ω^)</span><br /><br /><br /><span style="font-size:large;"> 秋晴れの土曜日の午後、今週も灯里の家へ向かう柊の足は重かった。<br /> 「こんなはずじゃあ、なかったのに…」<br /> 今朝から何度目かのため息をまた一つつき、柊は覚悟したように灯里の住まいがあるビルの前に立った。<br /> 約束の午後3時少し前、几帳面な柊らしく時間に遅れることなく、インターホンを押す。<br />「柊ちゃん?」<br /> すぐに灯里の弾んだ声が応答する。<br />「うん、灯里、僕だよ」<br /> 待ちかねたようにドアがぱっと開いて、弾けるように明るい笑顔で灯里が迎えてくれた。<br />「いらっしゃい、柊ちゃん。お待ちかねよ!」<br /> <br /> そうなのだ、いつもそうなのだ。<br /> 夏目老人が手ぐすね引いて、今日も僕を待っている…。嗚呼…。<br /><br /><br />✵ ✵ ✵<br /><br /><br />「ふぉふぉふぉ。時間通りだな、いつもながら感心感心」<br /> 浮かない顔の柊と違って、上機嫌の夏目老人がモニターをバッグににたりと笑った。<br /> <br /> はい、時間に遅れないのはビジネスマンの基本ですから。<br /> てゆうか、僕、月曜から金曜まで残業もこなしてバリバリ働いているのに、なんで週末までこんな投資の勉強なんかさせられなくちゃなんないんですか。<br /> 週末くらい、灯里とふたりっきりで、まったりゆっくりいちゃいちゃだらだらぐちょぐちょしたいのにっ!はぁ、なんだか最近、欲求不満からくる変態度が増した気がするのは、きっと気のせいだ。<br /><br /> にっこにこの夏目老人と、その前に座った少々お疲れ気味の柊に、灯里は淹れ立てのコーヒーを出すと言った。<br />「じゃ、邪魔しないからごゆっくり♡」<br /><br /> いや、灯里。邪魔してるのは、キミのお祖父様なんだけど。僕らのせっかくの休日を、この方が邪魔しまくってること、ご本人はともかくキミはわかってる?<br />「じゃ、はじめようか」<br />「はい」<br /> 素直にそう答えるしかない柊だった。<br /> <br /><br />✵ ✵ ✵<br /><br /> このビルの3階フロア全体を占める夏目家は、若干変わった造りになっている。<br /> まずモニターが壁一面を占めるリビングは、夏目老人専用のスペース。それとキッチンを挟んで反対側にも、一般家庭によくあるリビング・ダイニングがある。灯里と母の織江はたいがいこちらのリビング・ダイニングで寛いだり、テレビを見たり、食事をとる。夏目老人はこちらで一緒に食事することもあるが、自分専用のリビングでモニターを見ながら独り食事をする場合もあり自由気ままだ。<br /> そのほかに坪庭が眺められる広めのバスとトイレがふたつ、夏目老人の寝室と織江の個室、灯里の個室、さらに2部屋が空き状態という贅沢なスペースだ。<br /> <br /> 祖父と柊にコーヒーを出し終えた灯里は、リビングで寛ぐ母に声を掛けた。<br />「お母さんもコーヒー飲む?」<br />「うん、ありがとう」<br /> ソファに腰掛けインテリア雑誌を見ていた母が、それから顔を上げずにそう答えた。<br /> ローテーブルに母と自分のコーヒーを置くと、灯里は訊ねた。<br />「柊ちゃんも夕飯食べて行くと思うけど、献立何にする?」<br />「灯里に任せるわ」<br />「え、まさか…」<br /> ん?と雑誌から顔を上げた織江が、さも当然という顔をした。<br />「3人で食べて。私は関根さんにご飯つくりに行くから」<br />「え~」<br />「なによ」<br />「じゃあ、関根さんもこっち来て、一緒に食べればいいじゃない」<br /> 不満そうな灯里に、織江はけろりとした表情でのたまった。<br />「ラブラブな恋人たちを、邪魔しないの」<br /> <br /> それはこっちのセリフだ。て言うか、そのセリフ、まんまお祖父様に言ってやりたい。<br /><br /> そんな灯里の気持ちを見透かすように、織江が言う。<br />「野々村さんも、このセリフ、お父さんに言いたいでしょうけどね?」<br /> これまでは、織江は毎晩つくった夕食をふたり分だけ持って、4階の関根の家へ行っていた。<br /> しかし柊が来る週末は、夏目老人と柊の食事は灯里に任せて、自分はさっさと4階へ行って関根の好きなメニューをつくっているらしい。<br />「いいけど。今夜の関根家のメニューはなぁに?」<br /> ちょっと不貞腐れた表情で灯里が訊ねると、織江はそんな灯里の膨らませた頬を人差し指で突きながら言った。<br />「関根さんは、今夜はビーフシチューが食べたいんですって」<br />「へぇ」<br />「お父さんは何が食べたいのかしらね?」<br />「知らないっ」<br /> 口を尖らす灯里を、クスクスと笑いながら織江は眺めた。<br /><br /><br />✵ ✵ ✵<br /><br /> やがて夕方近くになって、反対側のリビングから祖父が呼ぶ声がする。<br />「灯里、コーヒーをもう一杯淹れてくれ」<br /> どうやら、本日の投資集中講座は終了したようだ。<br /> 灯里は、今度は3人分のコーヒーをトレイに乗せてリビングへ入って行った。<br />「お疲れさま」<br /> 灯里がそう労うと、柊が嬉しそうな笑顔を向けた。<br />「灯里、野々村君は思った以上だ。データを几帳面に記録して緻密に分析することを厭わないし、記憶力も勘もいい」<br /> 夏目老人が実に満足そうにそう言った。<br />「そうなんですか、お祖父様?」<br />「ああ。もうそろそろ実際に、自分のお金で投資を経験してみてもいい頃だ」<br />「いや、それはまだ、少し怖いです」<br /> 本当は灯里と過ごしたい休日を老人につき合うのは、最初こそ気が乗らない柊だったが、もともと数字やデータ分析が好きなだけに、老人の話がはじまると面白くて時間が経つのを忘れる。<br /> 意外に自分に合っているかもしれないと思うが、まだ若いし慎重な性格だけに多額のお金を動かすのには勇気がいる。<br />「怖いと思う気持ちは大事だ。私だっていまでもそう思っている」<br />「そうなんですか?」<br />「油断はいつだって大敵なんだ。キミのように慎重で怖いと思うくらいがちょうどいい。しかし決めたら、迷うな」<br /> 頷く柊を満足そうに眺めて、夏目老人は灯里に訊ねた。<br /><br />「今日の夕飯はなんだ?野々村君も、もちろん食べて行くぞ」<br />「まだ決めてないの。お祖父様、何がいいですか?」<br />「織江は、またあっちか?」<br /> 夏目老人はそう言って、天井の方へ顎をしゃくった。<br />「訊くまでもないでしょ?」<br /> 灯里は首を竦めて、祖父にそう答えた。<br />「もう、お母さん、上へ引っ越したらいいのに」<br /> 思わずそう言った灯里に、夏目老人の眼がきらりと光る。<br /><br /> あれ?なんか、マズイこと言った?<br /> お祖父様の眼が、なにか企んでるみたいな色になった気が…。<br /><br />「そうだ。いいことを思いついた」<br /> 老人が、ぽんと手を叩く。<br /><br /> やっぱり。お祖父様、なに思いついたんですか?<br /> 思いっきり、ヤな予感がするんですけど。<br /><br />「野々村君、キミ、ここへ引っ越してきなさい」<br />「はぁっ?」<br /> 思わず、柊と灯里が声を揃えた。<br />「織江は、上の関根のところへ引っ越せばいい。それに引っ越さなくても、キミの部屋くらい空いている」<br />「い、いや、それは…」<br />「家賃は、そうだな。月に2万円でいい」<br />「お祖父様、家賃取るんですか?セコっ!」<br />「セコイとはなんだ。一応のけじめだ。2万円なんて、食費にもならん」<br />「だって、お祖父様の道楽の相手してもらってるんですよ?」<br />「相手してもらっているのではない、失礼な。私が体験に基づいた貴重な知識と技術をタダで教えているんだぞ。逆に授業料が欲しいくらいだ」<br />「授業料って、お祖父様、意外にケチ」<br />「なんだと?」<br /><br /> 夏目老人と灯里の仲の良い喧嘩を眺めながら、柊は全然別なことを考えていた。<br /><br /> ここへ引っ越すって、それは灯里と一緒に暮らすことになるってことだろ?<br /> それはマズイ、もの凄くマズイ。<br /> だってそうだろ? お風呂上がりの灯里や、寝起きの灯里や、無防備で可愛い灯里を見て、何もしないでいられるわけがない。<br /> でももしそんな気になったって、お祖父様が居たら、灯里の部屋に忍んでいくわけにいかないじゃないか。<br /> 仮にもし、お祖父様の眼を盗んで灯里の部屋に入れたとしても、まさかお祖父様も暮らす家で、あんなことや、こんなことや、ああいうこととか流石にできないだだろ?<br /> だって、そのときの灯里は声が…いやいや、無理無理無理。<br /> それ以前に、お祖父様の存在がめちゃくちゃ気になって、○たないんじゃないか?そんな状態を灯里に見られて、「きゃあ、大変!柊ちゃん、○D?」とか誤解されるくらいなら死んだ方がましだ。<br /> それにもしかしたら、灯里といつも使っている○ーターとか、○錠とか、首○とか、ロー○とかを部屋に隠しているのを見つかって、お祖父様とお母さんに「そんな変態のところへ灯里を嫁にやるわけにはいかない」なんて言われたら…。<br /> やばい、やばい、やばい。<br /> や、やっぱり、どうせ灯里と暮らすなら、防音が完ぺきなマンションでふたりきりがいいなぁ。そこで思う存分、灯里と…。<br /><br />「野々村君」<br /> …。<br />「柊ちゃん?」<br /> …。<br /> <br /> はっ、やばい。僕いま、でれっとした顔してなかったか?<br />「で、どうする?」<br />「柊ちゃんが決めて」<br />「えっ。ぼ、僕は、やっぱりそれは無理だと…」<br /> めっちゃ焦ってそう言った柊を、夏目老人と灯里が怪訝そうな表情で見ている。<br /> やがて、灯里が冷たく言った。<br />「なに言ってるの?」<br />「えっ?」<br />「もう、訊いてなかったの?夕飯は、和食と中華どっちがいいって訊いたのに」<br /> …。<br />「わ、和食で…」<br />「私は五目ちらしとサンマがいい」<br /> 夏目老人がきっぱり言った。<br /><br /> はい、それで結構です。<br /> どうやら今夜も、肝心の灯里は食べられそうにない…。<br /></span><br /><a href="http://www.alphapolis.co.jp/cont_access2.php?citi_cont_id=315029478" target="_blank"><img src="http://www.alphapolis.co.jp/cont_access.php?citi_cont_id=315029478&size=88" width="88" height="31" border="0"></a><br /><a href="http://novel.blogmura.com/"><img src="http://novel.blogmura.com/img/originalimg/0000040770.jpg" width="142" height="47" border="0" alt="にほんブログ村 小説ブログへ" /></a><br /><a href="http://novel.blogmura.com/">にほんブログ村</a><br />
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第12章 永遠の追いかけっこ〈ⅶ〉

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第12章 永遠の追いかけっこ〈ⅵ〉

「灯里~っ、久しぶりぃ~!」「カオル!ほんとに、カオルだっ」「当たり前だよぉ。わぁ~ん、元気だったぁ?灯里ぃっ、会いたかったぁ」 1年以上も離れていた相棒の存在を互いに確かめるように、灯里とカオルは強くハグをした。 世界的人気アーティストJ.Oのツアー同行で、シンジとカオルは2日前に日本入りした。今日一日の休日を挟んで、明日あさっては日本公演が開催される。「明日は公演でしょ、ホントにいいの?」「うんっ... <span style="font-size:large;">「灯里~っ、久しぶりぃ~!」<br />「カオル!ほんとに、カオルだっ」<br />「当たり前だよぉ。わぁ~ん、元気だったぁ?灯里ぃっ、会いたかったぁ」<br /> 1年以上も離れていた相棒の存在を互いに確かめるように、灯里とカオルは強くハグをした。<br /> 世界的人気アーティストJ.Oのツアー同行で、シンジとカオルは2日前に日本入りした。今日一日の休日を挟んで、明日あさっては日本公演が開催される。<br />「明日は公演でしょ、ホントにいいの?」<br />「うんっ。明日のリハーサルは午後からだし、今晩は一緒にホテルに泊まって話そうよ!シンジも楽しみに待ってる」<br /> カオルと一緒にホテル内に入り、エレベーターに乗る。12階で降り、カオルに手を引かれるままに廊下奥の1室の前へ来た。<br /> カオルがベルを押すと即座に、部屋のドアが開いた。<br />「おお、灯里!」<br />「うゎあ~、シンジ。久しぶりぃ」<br /> カオルの時と同じように、ひとしきり再会を喜び合って部屋の中へ通された。<br />「宴会の準備はできてるぞ」<br /> シンジに言われてテーブルを見ると、飲み物やルームサービスの食事などがすでに並べられていた。<br />「早速、乾杯しよっ」<br /> そうカオルが言って、3人は缶ビールをそれぞれ手にした。<br />「再会に!」<br />「シンジの成功に!」<br />「あたしの悪運の強さに!」<br /> シンジ、灯里、カオルがそれぞれそう言って缶を合わせる。<br />「なんだよ、カオルだけ自分に乾杯ってどういうことだよ」<br />「いいじゃん、シンジったらちっちゃい」<br />「ちっちゃい、だとぉ?」<br /> 相変わらずケンカするほど仲の良いふたりに、灯里はデジャブを覚える。<br /><br /> ああ、そうだった。あたしたちはこんな風に、いつも3人で過ごしていたんだ。ちっとも変わらない、こういうところは。<br /><br />「でも、シンジ。ほんとに凄いよ、J.Oの世界ツアーのバックダンサーだなんて」<br /> 興奮するように言った灯里に、シンジは嬉しそうに眼を細めた。<br />「うん。このツアーの間、もう毎日が刺激的で勉強になる。俺、こんなにひりひり生きてる感がするの初めてだ」<br />「ねぇ、灯里。シンジったら、前より断然シャープでカッコよくなったと思わない?」<br /> 会った瞬間に気づいていた。<br /> シンジの躰は鍛え抜かれていた。躰は一回り大きくなり、でもシャープに引き締まっていて、表情にも雰囲気にも自信と充実感が漲っていた。<br />「うん。セクシーで、引き締まってて、ダンサーとしても男としても滅茶苦茶カッコいいよ」<br />「まじ?」<br /> 嬉しそうにシンジが頭を掻く。<br />「なによぉ、灯里に褒められると凄い嬉しそうにするんだから」<br /> 正直に感情を出すカオルが、可愛い。<br />「そういうカオルも、いいオンナになったよ。大人になったし、色気も…うん、ちょこっと出てきたし、相変わらず健気だし」<br />「色気…ちょこっとって…。でも、ま、いいや。そうだよ、シンジ、あたし健気でしょ?」<br />「健気っていうか、強引だろ。ちゃっかりマギーに取り入って、ツアーにくっいてくるんだから」<br /> シンジがカオルの頭を乱暴に撫でる。<br /> なんだかその仕草が前より親しい気がして、灯里は部屋を見回した。<br />「このツインルーム…」<br />「ん?」<br />「もしかして…」<br /> 灯里の言葉に、シンジが赤くなって、カオルの顔が嬉しそうに輝いた。<br />「そ。シンジとあたしの、ふたりの部屋だよ」<br />「つまり…」<br /> 今度はシンジが、照れくさそうにしながら認めた。<br />「ま、そう言うこと」<br /> 灯里は胸の奥に熱いものが込み上げてくるのを感じながら、叫んだ。<br />「おめでと-!!」<br /> 思わずカオルに抱きついてしまった。灯里のハグする腕の中で、カオルがごにょごにょ言っている。<br />「祝福してくれるの?灯里…」<br /> 灯里はハグの腕を緩めて、カオルの顔を覗き込みながら言った。<br />「当ったり前じゃん。ホントに、おめでとう!あたし、嬉しくて泣きそう」<br />「バカだな、灯里。大袈裟だろ」<br /> 照れたシンジがそう言ったけれど、全然大袈裟なんかじゃないと灯里は思った。嬉しかった、こんな幸せな気分は本当に久しぶりだった。<br /><br /> <br /> 翌日は、特別にリハーサルから観させてもらい、本番の公演もかなり前の席でシンジの踊りを堪能した。<br /> シンジは、圧倒的に上手くなっていた。スピード感、キレ、表情、表現力、どれを取っても、一流のダンサーだった。そして輝いていた、誰よりも。<br />灯里は涙を流しながら、会場の全員とともにスタンディングオベーションをした。<br /><br /><br /><br />✵ ✵ ✵<br /><br />「ただいま、あら、お客様?」<br /> 玄関に見慣れぬ靴を見つけて、織江はそう言いながらリビングのドアを開けた。<br />「あ。お、お邪魔しています」<br /> 見知らぬ若い男性が、父親と一緒にマルチモニターを見ていた。<br />「おかえり、織江。ああ、彼は野々村柊くんだ」<br /> 野々村…? <br /> 記憶の底にある何かが、織江を捉えた。<br /> まさか…偶然? <br /> でも確か、あの赤ん坊、柊っていう名前だったような…。<br />「あ、あの。初めまして。スミマセン、いきなりお邪魔してて」<br />「謝ることはないだろう。誘ったのは私だ。いや、拉致かな?」<br />「拉致?」<br /> 物騒な表現に、織江が眼を剥く。<br />「ふぉふぉふぉ。彼は、野々村くんは逸材だ。織江、私はとうとう見つけたぞ、育ててみたい弟子を」<br /> 夏目老人がめずらしいほどの上機嫌で笑った。<br />「何言ってるの、お父さん。だって拉致なんでしょ。あ、あの野々村さん?ご迷惑でしょうから、ハッキリ断っちゃってください、弟子の件」<br />「い、いや、僕は…」<br />「何を言う、織江。勝手なことを言うんじゃない」<br />「勝手なのは、お父さんでしょ。なに、年寄りの道楽に若い方をつき合わせてるんですかっ」<br /><br /> そして、柊は気づいてしまった。<br /> 記憶の片隅にある織江という名前。<br /><br /> そうか、この人が灯里のお母さんなのか。<br />え? ってことは? このご老人…。<br /></span><br /><a href="http://www.alphapolis.co.jp/cont_access2.php?citi_cont_id=315029478" target="_blank"><img src="http://www.alphapolis.co.jp/cont_access.php?citi_cont_id=315029478&size=88" width="88" height="31" border="0"></a><br /><a href="http://novel.blogmura.com/"><img src="http://novel.blogmura.com/img/originalimg/0000040770.jpg" width="142" height="47" border="0" alt="にほんブログ村 小説ブログへ" /></a><br /><a href="http://novel.blogmura.com/">にほんブログ村</a><br />
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