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【R18限定記事について】
男のひと目線の描写じゃなく、女子目線でホントのところを描きたいでつ お読みいただくには、パスワードを入力いただくか下記URLからどうぞ 「小説家になろう」グループ内 R18女性向小説サイト「ムーンライトノベルズ」 灯凪田テイルのXマイページへ移動します。 http://xmypage.syosetu.com/x1507h/
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6月21日(水) にゃんこ日和 猫をダメにするソファ アップん♪5月22日(日)「のケモノ、」 第2章 〈5〉 算術と反省 up~♪新ファンタジー 『のケモノ、』 9月6日スタート!第1章 〈ふたりぼっち〉 終了第2章 〈1番目の街-ダヤンダ〉★アダルトblogにしたくないので、R18は限定記事にすることお許しください。でも人間を描く小説には、性は不可欠だと思ってマス(●´ω`●)女の子だってえっちで、ロマンティックに気持ちよ... <br />6月21日(水) にゃんこ日和 <a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-641.html" target="_blank" title="猫をダメにするソファ">猫をダメにするソファ</a> アップん♪<br /><br /><br />5月22日(日)<br />「のケモノ、」 第2章 〈5〉 算術と反省 up~♪<br /><br /><br /><br /><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/img/201509061546520ea.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-82.fc2.com/o/t/o/otonaasabi/201509061546520eas.jpg" alt="のケモノ、" border="0" width="216" height="240" /></a><br /><br /><span style="color:#009933">新ファンタジー <a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-530.html" target="_blank" title="『のケモノ』">『のケモノ、』</a> 9月6日スタート!<br /><br />第1章 〈ふたりぼっち〉 終了<br />第2章 〈1番目の街-ダヤンダ〉<br /><br /></span><br /></span><br /><span style="color:#FF0066">★アダルトblogにしたくないので、R18は限定記事にすることお許しください。<br />でも人間を描く小説には、性は不可欠だと思ってマス(●´ω`●)<br />女の子だってえっちで、ロマンティックに気持ちよくなりたいんデス。<br /><br />☆〈R18限定記事〉をお読みいただくには、<br />パスワード(メールフォームからお問合せください)を入力いただくか、<br />別サイト「ムーンライトノベルズ」(入口はこのblog左側)からどうぞ。</span>
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contents

長編     『のケモノ、』 『アイス』 『激しく抱いて傷つけて』 『ピース』 『-KANNO-感脳』 『鍵と雨』短編  『いつか王路さまが』『姫ゴト[北欧の夜は長いから]』 『25時のすうぷ』 『湖曳の月』 『白夜』 『17歳』 モノローグ  ポエム的な?たわごと?  にゃんこ日和   ドSなにゃんこmaoちゃんとの日常   診断メーカーとか 徒然にアップしてる【診断メーカー】【恋愛心理テスト】などの結果コト... <a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/img/20140514161818a70.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-67.fc2.com/o/t/o/otonaasabi/20140514161818a70.jpg" alt="bear05m (300x225)" border="0" width="300" height="225" /></a><br /><br /><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">長編 <br />    <a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-530.html" target="_blank" title="『のケモノ、』">『のケモノ、』</a> <a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-434.html" target="_blank" title="『アイス』">『アイス』</a> </span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-307.html" target="_blank" title="『激しく抱いて傷つけて』"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">『激しく抱いて傷つけて』</span></a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"> </span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-250.html" target="_blank" title="『ピース』"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">『ピース』</span></a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"> </span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-158.html" target="_blank" title="『-KANNO-感脳』"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">『-KANNO-感脳』</span></a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"> </span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-43.html" target="_blank" title="『鍵と雨』"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">『鍵と雨』</span></a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"><br /><span style="font-size: medium;"><span style="font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3';"><span style="font-size: medium;"><span style="font-family: 'ヒラギノ角ゴ Pro W3';"><span style="font-size: small;"><span style="font-size: small;"><br /><span style="color: rgb(51, 51, 51);"><span style="font-size: small;">短編 <br /> <a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-486.html" target="_blank" title="『いつか王路さまが』">『いつか王路さまが』</a><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-245.html" target="_blank" title="『姫ゴト[北欧の夜は長いから]"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">『姫ゴト[北欧の夜は長いから]』</span></a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"> </span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-234.html" target="_blank" title="『25時のすうぷ』"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">『25時のすうぷ』</span></a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"> </span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-27.html" target="_blank" title="『湖曳の月』"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">『湖曳の月』</span></a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"> </span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-13.html" target="_blank" title="『白夜』"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">『白夜』</span></a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"> </span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-1.html" target="_blank" title="『17歳』"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">『17歳』</span></a><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"><br /> <br /></span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-82.html" target="_blank" title="モノローグ "><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">モノローグ </span></a></span><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"><span style="font-size: small;"><br /></span> ポエム的な?たわごと?  <br /><br /></span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-83.html" target="_blank" title="にゃんこ日和"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">にゃんこ日和</span></a></span></span><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"><span style="font-size: small;">  <br /> ドSなにゃんこmaoちゃんとの日常  <br /> </span><br /><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-561.html" target="_blank" title="診断メーカーとか">診断メーカーとか</a><br /> 徒然にアップしてる【診断メーカー】【恋愛心理テスト】などの結果<br /><br /></span><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/blog-entry-224.html" target="_blank" title="コトノハ"><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);">コトノハ</span></a></span><span style="background-color: rgb(255, 255, 255);"><span style="font-size: small;"> <br /> お知らせ、雑記など<br /></span></span></span></span></span></span>
  • Date : 2017-12-30 (Sat)
  • Category : index
641

猫をダメにするソファ

ソファを新しくしました。一緒に見に行ってくれた好きな人曰く。「これ、人間をダメにするソファだね」あっひょ~ん。ダメになってやるわぁ~ん。購入決定、カウチ付きソファ。で。。。人間より先に、maoちゃんがダメになりました(;´∀`)も、いっちょ。ピンボケですみません(*´ω`*)なんで、わざわざ区切れたところで寝るのか、わかりません。広いカウチで伸び伸び寝ればいいのに。。。... ソファを新しくしました。<br /><br />一緒に見に行ってくれた好きな人曰く。<br /><br /><img src="//blog-imgs-1.fc2.com/emoji/2007-08-26/154040.gif" alt="" border="0" style="border:0;" class="emoji">「これ、人間をダメにするソファだね」<br /><br />あっひょ~ん。<br />ダメになってやるわぁ~ん。<br />購入決定、カウチ付きソファ。<br /><br />で。。。<br /><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/img/20170621053756a49.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-106.fc2.com/o/t/o/otonaasabi/20170621053756a49.jpg" alt="ぽーソファ" border="0" width="722" height="448" /></a><br /><br />人間より先に、maoちゃんがダメになりました(;´∀`)<br /><br />も、いっちょ。<br /><br /><a href="http://otonaasabi.blog.fc2.com/img/po-sofa.jpg/" target="_blank"><img src="http://blog-imgs-106.fc2.com/o/t/o/otonaasabi/po-sofa.jpg" alt="po-sofa.jpg" border="0" width="470" height="722" /></a><br /><br />ピンボケですみません(*´ω`*)<br /><br />なんで、わざわざ区切れたところで寝るのか、わかりません。<br />広いカウチで伸び伸び寝ればいいのに。。。<br /><br /><br /><br />
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㉚Second Love

 新しい贅沢すぎる鳥籠に住んで、約3か月が経った。 初めはカーテンすらなかったマンションが、いまは有さんと選んだ家具や観葉植物やファブリックが創りだす心地よいくつろぎに満ちていた。「おはよう」 出勤のため慌ただしくメイクと身支度をしてダイニングに入って行くと、有さんから本日2度目の「おはよう」を言われる。 そう、一度目はベッドサイドで有さんに躰を優しく揺すられながらだった。1日の初めが、大好きな人の... <span style="font-size:large;"> 新しい贅沢すぎる鳥籠に住んで、約3か月が経った。<br /> 初めはカーテンすらなかったマンションが、いまは有さんと選んだ家具や観葉植物やファブリックが創りだす心地よいくつろぎに満ちていた。<br />「おはよう」<br /> 出勤のため慌ただしくメイクと身支度をしてダイニングに入って行くと、有さんから本日2度目の「おはよう」を言われる。<br /> そう、一度目はベッドサイドで有さんに躰を優しく揺すられながらだった。1日の初めが、大好きな人のセクシーな声といまでもドキッとするド・ストライクのクールな顔だなんてヤバ過ぎる。<br />「おはようございます」<br /> そう言ったあたしの全身を、有さんが素早く抜かりのない眼でチェックしたのがわかった。<br />「合格?」<br /> 上目づかいで背の高いひとを見ながら、そう訊く。<br />「まぁ、ぎりぎり、だな」<br /> ホッとした、だってもう出勤時間だってぎりぎりだから、着替えてる暇はない。朝ご飯を諦めるなら別だけど。<br />「そのVネックは広すぎないか?」<br /> そんなこと、ありません!普通のVネックです。<br /> 心の中だけで、そう言った。だって、仕事を続けさせてもらえるだけでラッキーなのだ。<br /> 俺の傍にいればいい、経済的には菜乃果が働く必要はないと言う有さんを懸命に説得したけど、まだ100%納得していないのはわかっている。<br /> 有さんだって働かなくてもいいくらいの資産があるけど、働いているのはお金のためというより自分自身の生きがいとか人生のためでしょ?あたしだってそうだ、仕事は大変なことも多いけどやっぱり楽しいし充実感がある。<br />「スカーフ巻くから」<br /> 譲歩するあたしの傍にやってくると、有さんはVネック部分に人差し指をひっかけてクイッと引くと中を覗く。<br />「こうすると、谷間どころかお腹まで丸見えだ」<br />「そ、そんなことする人、会社にはいませんからっ!」<br />「外出先にヘンタイがいたらどうする?」<br /> 滅多にいないと思います。それより恋人だから許される、そのヘンタイ行為を止めてもらえますか?こんな爽やかな、出勤前の朝ですし。<br />「外出するときは、浅野に尾行させよう」<br /> や、やめてください。あ、こら、スマホを手にするな、マジですか?<br />「ゆ、有さん。そんなに引っ張ると、逆に伸びちゃうから」<br /> その言葉でヘンタイ行為を取りあえず止めてくれたヘンタイ、じゃなくて愛しのドS様だったけれど。結局スカーフで首から胸元までを、しっかり覆われてやっとOKが出た。<br /> デザイン・センスが抜群だから、隠すという本来の目的をクリアしながらも、おしゃれに見えるのが救いだ。これから真夏を迎えたらどーすんだろ、という一抹の不安は考えないことにした。<br />「お腹空いたぁ~」<br />「すぐ出来る」<br /> ミルクティーとフルーツとヨーグルトをなんとかかき込んで、ぎりぎりセーフであたしは家を出た。<br /><br /><br />✵ ✵ ✵<br /><br /> 朝食を食べながら確認した有さんの今日の予定は、こんな風。<br /> 午前中は小梅さんが働く広告プロダクション「アラタ」で打ち合わせ、その後ジムで軽く汗を流してから昼食。午後は書店とスーパーに寄って帰宅。帰宅後は頼まれた仕事をしたり、絵を描く予定だそうだ。因みに夕食は、いいお魚があったらカルパッチョがメインだそうだ。うわ、楽しみ。<br /> 有さんのいまの肩書はフリーのプランナー&ディレクター、美大の非常勤講師、画家。別荘で描いた絵の一つが割に権威ある賞を受賞してから、祥子さんとしては画家一本に絞らせたかったようだけど、美大の非常勤講師の方は野島教授が、広告の仕事の方はお世話になった新田さんという人が訊く耳持たなかったらしい。<br /> でも家に籠りっきりになるよりは逆に異なる刺激があっていい、と有さんは笑っていた。<br />「そうでしょ、そうでしょ。だから、あたしも仕事を続けられて嬉…」<br />「俺の仔猫は、外に刺激が欲しいのか?」<br /> うわ、やばい。違いますよぉ?<br />「ち、違うってば。ほ、ほら、あたしなんか、まだまだ社会勉強中で。雇ってくれた会社に全然、貢献できてないし」<br />「その会社への貢献なら、俺が違う形でしてやってもいい。やっぱり仔猫は、俺の傍に…」<br />「みゃー!みゃー!みゃー!」<br /> もう返す言葉が見つからなくて、非常手段に出て必死で首を横に振った。<br />「わかったよ」<br /> へ?これで、わかったの?よし、頑張った、仔猫。<br />「そんなに俺の傍にいたいか?」<br /> ちーがーうー!!<br /><br /> 兎にも角にも、そんなこんなで時折、仕事を辞めなければならない危機と戦いながら、あたしはもうすぐ正社員にしてもらえる。く~、嬉しいよぉ。<br /> 週に3回ほどハウスキーパーさんが来て、掃除や洗濯、ちょっとした買い物も頼めばしてくれる。<br /> 平日の朝は主に有さんが朝食をつくってくれる。あ、でも大概あたしたちはフルーツとヨーグルト、ベーグルかライ麦パン、それに有さんはコーヒー、あたしは紅茶とシンプルだ。<br /> 夜はこれもほとんど有さんがつくってくれるか外食、もちろん早く帰れるときはお手伝いする。<br /> その代わり、休日は一緒にキッチンに立つ。まだまだ有さんの方がレパートリーが多いし上手なのが情けないけれど、あたしも大分できるようになってきた。<br /> 籍は入れたけど、結婚式は有さんのお母さんの喪が明けてから。<br /> そう、あたしは沢口菜乃果から、氷川菜乃果になった。まだまだ「氷川さん」と呼ばれると、キョロキョロしたりどぎまぎしてしまうけど。<br /> これでちゃんと、法的にも有さんのものになった。うん、凄く安心する。見えない鳥籠にきちんと収まった安堵感、見えない首輪をちゃんとしてもらった安心感だ。<br />  <br /> そして。<br /> 有さんが「見せたいものがある」と言ったあの絵。<br /> <br />「こ、これ…」<br />「ああ」<br />「あたし?」<br />「菜乃果以外に誰がいる。俺の創作意欲をかきたてるのは、俺の可愛い仔猫だけだ」<br /><br /> その有さんの仔猫は、白いシーツを躰に巻いて振り返って立っていた。<br /> 左肩から背中までが露わになり、左足は膝から下の素足が剥き出しだ。色素の薄い栗色の髪は、ゆったりとウェーブを描いて降ろされ、背中の半分をかろうじて隠している。<br />「描きながら、俺はいつも想っていた」<br />「お母さんの絵を、描いているのだと思ってた」<br /> そう、確かめたくて、でも怖くて、キャンバスを覆う布に手を伸ばしたあの日。結局あと数センチの勇気が、あたしにはなかった。<br /> 有さんはあたしを背後から抱きしめると、あたしの頭に顎を乗せた。<br />「菜乃果の絵を描くことが支えで、俺に与えられた一番大切な仕事だって気がした」<br />「一番大切な仕事?」<br />「ああ、人生のな。俺はこのために生まれてきたのだと思った。こんなセンチメンタルな俺は、俺らしくないか?」<br /> ううん、嬉しい。あたしだって、有さんの仔猫でいるためにこの世に存在していると思うから。<br />「じゃあ、あたしのライフワークは、有さんの仔猫でいることだね?」<br /> 有さんが嬉しそうに笑ったのが、気配でわかった。<br />「このマンションが希望の光だと言ったが、この絵は俺自身の心象風景だ」<br />「心象風景?」<br />「ああ、菜乃果と離れてから、俺の心のほとんどをこの姿のお前が占めていたんだ。描かなければ、居ても立っても居られないほどに」<br /> それは、どんな愛の言葉よりも、嬉しい告白だった。あたしは、「愛している」という言葉を心のどこかで信じていない。きっと有さんも、そうだと思う。だってあたしたちふたりは、その言葉を互いにあまり言わないし、特別求めてこなかった。<br /> それよりももっと確かなもの、それは感じ合うことだったり、熱のこもった吐息だったり指先だったり、執着だったり独占だったりジェラシーだったり。<br />そしてなにより、突き動かされる、抗うことなどできない衝動だ。躰の一部が千切れるような、ひりひりと痛むような、ぎしぎしと軋むような居ても立っても居られない想い、それをあたしも信じている、感じている。<br /><br /> キャンバスの中のあたしはその眼で、描かれてはいない愛しいひとをちゃんと見ていた。視線の先には唯一無二のひとが確かに存在している、そんな眼が描かれていた。そして絵の中のあたしはちゃんと生きた意思を持ち、そのひとに向かってこう言っていた。<br /> <br /> あたしを、本当の初恋に突き落としたひと。<br /> 2度目の恋を別の誰かにするなんて、最初から許していなかったひと。<br /> あたしのFast Love、そしてSecond Loveもやっぱりあなただった。<br /> あたしはこの先ずっと、あなたに何度でも恋をする、あなただけに。<br /><br /> 冷たい仮面の下に熱い独占欲を隠した、いざとなったら卑怯にも姑息にもなれる大人のオトコ。あたしの唯一の真実、絶対的な愛しい悪魔。<br /><br /><br /> それが氷川 有、別名「アイス」。<br /><br /><br />                             〈了〉</span><br /><br /><br /><a href="http://www.alphapolis.co.jp/cont_access2.php?citi_cont_id=357034555" target="_blank"><img src="http://www.alphapolis.co.jp/cont_access.php?citi_cont_id=357034555&size=88" width="88" height="31" /></a><br /><br /><br />
  • Date : 2017-04-29 (Sat)
  • Category : アイス
639

㉙満腹のあとの、空腹と満腹

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  • Date : 2017-04-23 (Sun)
  • Category : アイス
638

㉘この完璧な世界

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  • Date : 2017-04-22 (Sat)
  • Category : アイス
637

㉗愛しい悪魔、健在

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  • Date : 2017-04-19 (Wed)
  • Category : アイス
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